大阪でICL手術を検討する前に知っておきたいこと
視力矯正を考えている方にとって、ICL手術は魅力的な選択肢です。
メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放され、クリアな視界を手に入れられる可能性があります。大阪には多くのICLクリニックが存在しますが、どこを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。費用は決して安くありませんし、大切な目の手術だからこそ慎重に選びたいものです。
この記事では、大阪でおすすめのICLクリニック6選を厳選してご紹介します。さらに名医の選び方や費用相場、手術のメリット・デメリットまで詳しく解説していきますので、クリニック選びの参考にしてください。
ICL手術とは？基本的な仕組みを理解しよう
ICL（Implantable Collamer Lens）は、眼内コンタクトレンズとも呼ばれる視力矯正手術です。
目の中に特殊なレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する方法となっています。レーシックのように角膜を削る手術とは異なり、眼内にレンズを固定するため、ズレたり外れたりする心配がなく快適に使用できることが特徴です。強度近視の方や角膜が薄くレーシックが適さない方にも適用されることが多く、幅広い方に選ばれています。
手術時間は片眼4～5分、両眼で10～15分程度と短時間で完了します。日帰り手術が一般的で、翌日にはクリアな視界を実感できる方が多いです。ICLレンズはコラマーという生体適合性の高い素材で作られており、目に優しく自然な視力を提供してくれます。紫外線カット効果も備わっているため、長期的な目の健康にも配慮されています。
ICLとレーシックの違いを比較
視力矯正手術を検討する際、ICLとレーシックのどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。
レーシックは角膜にレーザーを照射して光の屈折機能を調節する手術です。一方、ICLは眼内に人工レンズを挿入する方法となっています。施術可能な範囲では、レーシックが-10Dまでなのに対し、ICLは-18Dまで対応可能です。特にレーシックは-6D以上の矯正になると角膜を削る量が多くなってしまうリスクもあるため、実質-6Dまでが推奨範囲とされています。
見え方の質に関してはICLの方が鮮明でクリアと報告されており、何よりレンズを外せば元の状態に戻せるという特徴があります。術後の安定性に関してもICLの方が安定することが多く、近視の戻りが少ないです。ドライアイを引き起こすことが少なく、回復した視力が長期にわたって安定する点も大きなメリットと言えるでしょう。
費用面ではレーシックが両眼で約7.5万円～32万円程度なのに対し、ICLは両眼で約46万円～77万円程度と高額になります。しかし治療効果の高さや術後の安定性を考えると、ICLを選択する方が年々増加しています。
ICL手術のメリットとデメリット
ICL手術には多くのメリットがあります！
高い視力矯正効果が得られ、術後の視力が安定しやすいことが挙げられます。角膜を削ることなく行うため、角膜の構造を保護できる点も安心です。必要に応じてレンズを取り外すことができるため、万が一問題が生じた場合でも手術前のように眼鏡やコンタクトレンズの生活に戻せます。ドライアイのリスクが少なく快適な視界を維持でき、強度の近視だけでなく乱視の方にも対応しています。
手術後のハロー・グレアが少なく、レーシックとは違い近視の戻りが少ないことも大きな利点です。紫外線カット効果があり、翌日にはクリアな視界を実感でき、日々のケアも不要となります。レーシックが適応外だった方でも対応している場合が多く、幅広い眼に対応可能です。
一方でデメリットも存在します。レーシック手術よりも費用が高くなることがあり、感染症や炎症のリスクがあります。ただし適切な術後ケアで軽減できるため、医師の指示をしっかり守ることが重要です。すべての患者様が適応するわけではなく、事前の検査が必要となります。
大阪でおすすめのICLクリニック6選
大阪には優れたICLクリニックが数多く存在します。
ここでは特におすすめの6つのクリニックを厳選してご紹介します。それぞれのクリニックには独自の強みや特徴があり、費用や保証内容も異なります。あなたのニーズに合ったクリニックを見つけるために、各クリニックの詳細情報をチェックしていきましょう。
品川近視クリニック梅田院
品川近視クリニック梅田院は、大阪駅・梅田駅の近くにある視力矯正専門のクリニックです。
東京・札幌・名古屋・福岡と全部で5院を展開しており、開院20年の実績を誇る大手の矯正クリニックとなっています。視力矯正の症例数が日本国内で最も多く、レーシック症例数は138万5142症例、ICL症例数は101,015症例という圧倒的な実績があります。患者満足度も99.2%と高く、オールマイティーなクリニックと言えるでしょう。
ICL費用は乱視なしで42.7万円から、乱視ありで52.7万円からとなっており、大阪エリアでは最も安い価格帯です。適応検査は無料で受けられ、保証期間は3年間と充実しています。診療時間は20時まで対応しており、土日祝日も診療を行っているため、仕事をしている方でも通いやすい環境が整っています。
先進会眼科 大阪梅田
先進会眼科 大阪梅田は、ICL治療27,000症例以上の実績を持つクリニックです。
白内障手術実績も38,000症例以上あり、豊富な経験を持つ医師が執刀してくれます。ICL費用は乱視なしで46万円、乱視ありで52.7万円となっており、適応検査は無料です。保証期間は3年間で、術後の定期健診も3年間無料で受けられます。診療時間は19時まで対応しており、土日祝日も診療を行っているため、スケジュールに合わせて通院しやすいです。
大阪駅・梅田駅・福島駅からアクセス可能で、通いやすい立地も魅力の一つとなっています。集客力のあるクリニックならではの低価格と長期保障が特徴です。
ICLクリニックKITTE大阪
ICLクリニックKITTE大阪は、ICL手術を専門に行っているクリニックです。
アイクリニック東京グループの一員として、2025年10月1日より始動しました。院長の貞松良成医師はICLインストラクター（指導医）の資格を持ち、白内障・屈折矯正手術45,000例以上の実績があります。グループ総院長の北澤世志博医師もKITTE大阪で執刀しており、高い技術力を誇ります。
ICL費用は近視の強弱、乱視の有無にかかわらず両眼で65万円（税込）となっています。スペシャリストプランでは乱視なしで58万円、乱視ありで68万円です。エキスパートプランでは乱視なしで73万円、乱視ありで83万円となっています。2025年12月31日までのキャンペーン期間中は、スペシャリストプランが乱視なしで53万円、乱視ありで63万円と割引価格で提供されています。
保証期間は1年間で、延長保証3年プランも用意されています。JR線大阪駅西口直結、阪神電車大阪梅田駅から地下接続で徒歩2分とアクセスも良好です。診療時間は10時から19時まで、水曜日が休診日となっています。
よしだ眼科クリニック
よしだ眼科クリニックは、大阪港区に位置する地域密着型のクリニックです。
ICL費用は乱視なしで45万円、乱視ありで53万円となっており、適応検査は無料で受けられます。保証期間は3ヶ月間で、術後検診も3ヶ月間無料です。診療時間は19時まで対応していますが、土曜は12時半までとなっています。地域に根ざした丁寧な診療が特徴で、患者一人ひとりに寄り添った対応が評価されています。
フジモト眼科 天六本院
フジモト眼科 天六本院は、大阪市に位置する実績豊富なクリニックです。
術後検診は6ヶ月間無料で受けられます。土曜日も診療を行っており、平日忙しい方でも通院しやすい環境が整っています。地域で長年信頼されてきたクリニックで、丁寧なカウンセリングと術後のフォローアップが充実しています。
西眼科病院
西眼科病院は、大阪市東成区に位置する総合眼科病院です。
術後検診は6ヶ月間無料で受けられます。土曜日も診療を行っており、病院ならではの充実した設備と医療体制が整っています。眼科専門病院としての豊富な経験と実績があり、安心して手術を受けられる環境が整っています。
名医の選び方｜失敗しないクリニック選びのポイント
ICL手術を成功させるためには、クリニック選びが非常に重要です。
大切な目の手術だからこそ、信頼できる名医に執刀してもらいたいものです。ここでは失敗しないクリニック選びのポイントを4つご紹介します。これらのポイントを押さえることで、あなたに最適なクリニックを見つけることができるでしょう。
症例数と実績を確認する
ICL治療を受ける上で、症例数が多く実績のあるクリニックを選ぶことは重要です。
事前に医師の実力を知ることは難しいため、症例数が多いクリニックを選べば必然的に執刀医の経験も多くなり安心できます。白内障手術の実績が豊富な医師もおすすめです。品川近視クリニックはレーシック症例数138万5142症例、ICL症例数101,015症例という圧倒的な実績があり、先進会眼科はICL治療27,000症例以上、白内障手術実績38,000症例以上の実績を誇ります。
ICLクリニックKITTE大阪の院長は白内障・屈折矯正手術45,000例以上の実績があり、ICLインストラクター（指導医）の資格を持っています。このような豊富な経験を持つ医師が執刀するクリニックを選ぶことで、手術の成功率が高まります。
費用が良心的かどうかを比較する
ICLは自由診療であり高額な手術です。
手術内容はどのクリニックも同じですが、費用は大きく違います。10万円以上も費用が違ってくる場合があるため、事前に複数のクリニックを比較して確認しておきましょう。術前の検査費用や定期健診が有料の眼科もあります。集客力のあるクリニックは低価格で長期保障が付く場合が多いです。
品川近視クリニックは乱視なしで42.7万円から、先進会眼科は46万円から、よしだ眼科クリニックは45万円からとなっています。ICLクリニックKITTE大阪はキャンペーン期間中であれば53万円からと割引価格で提供されています。費用だけでなく、保証内容や術後検診の無料期間も含めて総合的に判断することが大切です。
保証内容が充実しているか確認する
ICLも手術である以上、万が一の術後のトラブルに備えて、再手術や定期健診などの保証が充実したクリニックを選ぶべきです。
術後の定期健診や再手術を無料で提供しているクリニックは多いですが、その保証期間の長さはまちまちです。品川近視クリニックと先進会眼科は術後3年間の再手術無料保証と術後検診無料保証があります。よしだ眼科クリニックは術後3ヶ月間、ICLクリニックKITTE大阪は術後1年間の保証となっています。
ICLクリニックKITTE大阪では延長保証3年プランも用意されており、3年間レンズの度数交換やサイズ交換が無料となります。保証期間が長いほど安心して手術を受けられるため、保証内容をしっかり確認しましょう。
土日祝日も診療できるか確認する
意外と見過ごされるのが、土日祝日でも診療が受けられるかどうかです。
ICL手術をすると翌日も検診があるため、2日間は仕事を休む必要があります。さらに事前の適応検査や術前検査を考えると、土日祝日も診療を行っている眼科が便利です。品川近視クリニックと先進会眼科は土日祝日も診療を行っており、診療時間も19時から20時まで対応しています。
ICLクリニックKITTE大阪も土日祝日診療を行っていますが、水曜日が休診日となっています。よしだ眼科クリニックは土曜日の午前診療のみ対応しています。手術を行う曜日が決まっている眼科もあるため、事前に確認が必要です。
ICL手術の費用相場と医療費控除について
ICL手術は自由診療のため、クリニックによって費用が大きく異なります。
大阪のICL費用相場は、乱視なしで50万円から、乱視ありで60万円からとなっています。東京より最低金額がやや高めになっている傾向がありますが、100万円近くまでいく極端に高いクリニックは少ないようです。費用には術前検査、手術費用、術後検診費用が含まれている場合が多いですが、クリニックによって含まれる内容が異なるため注意が必要です。
医療費控除の対象になる可能性
ICL手術は医療費控除の対象になることがあります。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告をすることで所得税の一部が還付される制度です。ICL手術は視力矯正を目的とした医療行為であるため、医療費控除の対象となる可能性があります。ただし美容目的と判断された場合は対象外となることもあるため、事前に税務署や税理士に確認することをおすすめします。
医療費控除を受けるためには、領収書や診療明細書を保管しておく必要があります。確定申告の際に必要となるため、大切に保管しておきましょう。
生命保険の手術給付金が出る場合も
加入している生命保険によっては、ICL手術で手術給付金が支払われる場合があります。
保険会社や契約内容によって異なりますが、視力矯正手術が給付対象となっている場合があります。手術を受ける前に、加入している保険会社に確認しておくことをおすすめします。給付金が支払われる場合、実質的な負担額を大きく減らすことができるでしょう。
ICL手術のリスクと注意点
ICL手術は安全性の高い近視矯正手術ですが、リスクがゼロではありません。
手術を受ける前に、起こりうるリスクや注意点を理解しておくことが大切です。ここでは主なリスクと対処法について解説します。適切な知識を持つことで、不安を軽減し安心して手術を受けることができるでしょう。
ハローグレア現象について
ハローグレア現象とは、夜間に光源の周りに輪が見えたり、光がまぶしく感じたりする現象です。
ICL手術後に一時的に起こることがありますが、多くの場合は時間とともに改善します。レーシックと比較してICL手術後のハロー・グレアは少ないとされていますが、個人差があります。夜間の運転が多い方は、事前に医師に相談しておくことをおすすめします。
レンズの不適合と眼圧上昇
まれにレンズのサイズが合わない場合があります。
その場合はレンズの入れ替えが必要となりますが、保証期間内であれば無料で対応してくれるクリニックが多いです。ICLクリニックKITTE大阪では1年間の保証期間内であれば、レンズの度数やサイズ交換が無料となっています。また眼圧の上昇が起こることもありますが、適切な術後ケアと定期検診で早期発見・対処が可能です。
感染症のリスクと予防
手術後の感染症は非常にまれですが、ゼロではありません。
術後は医師の指示に従って点眼薬を使用し、清潔を保つことが重要です。手術直後は目をこすらない、水が入らないようにするなどの注意が必要です。定期検診をしっかり受けることで、万が一の異常も早期に発見できます。信頼できるクリニックを選び、術後のケアをしっかり行うことで、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。
ICL手術の流れと術後の生活
ICL手術を受ける際の流れを理解しておくことで、不安を軽減できます。
初診から手術、術後の生活まで、一連の流れを詳しく見ていきましょう。事前に流れを把握しておくことで、スムーズに手術を受けることができます。
初診適応検査から手術まで
まず初診適応検査を受けます。
この検査でICL手術が可能かどうか、どのようなレンズが適しているかを判断します。多くのクリニックでは適応検査は無料で受けられます。検査の結果、手術が可能と判断されたら、手術日を予約します。手術前には術前検査を受け、最終的な確認を行います。
手術当日は両眼で10～15分程度の短時間で完了します。日帰り手術が一般的で、手術後は少し休んでから帰宅できます。ただし手術当日は一人で運転して帰ることはできないため、付き添いの方と一緒に来院するか、公共交通機関を利用しましょう。
術後の定期検診と日常生活の注意点
手術翌日には必ず検診を受ける必要があります。
その後も1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後と定期的に検診を受けます。保証期間内は無料で検診を受けられるクリニックが多いです。術後すぐは目をこすらない、水が入らないようにするなどの注意が必要ですが、数日から1週間程度で日常生活に支障のないレベルまで回復します。
仕事復帰のタイミングはデスクワークであれば翌日から可能な場合が多いですが、激しい運動や重労働は1週間程度控える必要があります。お風呂は首から下のシャワーであれば当日から可能ですが、洗顔や洗髪は数日間控える必要があります。メイクは目元以外であれば翌日から可能ですが、アイメイクは1週間程度控えましょう。
長期的な視力の安定性
ICLは近視の戻りが少なく、長期にわたって安定した視力を維持できます。
レーシックと比較して術後の視力変動が少ないとされており、多くの方が満足のいく結果を得ています。ただし加齢による老眼の進行は避けられないため、45歳以上の方は老眼の影響や対処法についても医師と相談しておくことをおすすめします。ICLレンズは半永久的に使用できるため、一度手術を受ければ長期間にわたってクリアな視界を楽しむことができるでしょう。
よくある質問｜ICL手術について
ICL手術を検討する際、多くの方が同じような疑問を持ちます。
ここではよくある質問とその回答をまとめました。疑問を解消することで、より安心して手術を受けることができるでしょう。
ICL手術は何年くらいもつのか
ICLレンズは半永久的に使用できます。
一度挿入したレンズは特別な理由がない限り、生涯にわたって使用し続けることができます。レンズの素材であるコラマーは生体適合性が高く、長期間安定して使用できることが確認されています。ただし加齢による白内障などの眼疾患が発生した場合は、レンズを取り出して治療を行うこともあります。
ICL手術後いつから仕事に復帰できるか
デスクワークであれば翌日から復帰可能な場合が多いです。
ただし激しい運動や重労働を伴う仕事の場合は、1週間程度休む必要があります。手術翌日には必ず検診を受ける必要があるため、最低でも2日間は仕事を休む計画を立てておきましょう。土日祝日も診療を行っているクリニックを選べば、平日の仕事への影響を最小限に抑えることができます。
ICL手術後いつからメイクやお風呂ができるか
お風呂は首から下のシャワーであれば当日から可能です。
洗顔や洗髪は数日間控える必要があります。メイクは目元以外であれば翌日から可能ですが、アイメイクは1週間程度控えましょう。目に水が入らないよう注意が必要な期間は、医師の指示に従って慎重に行動することが大切です。詳しいスケジュールはクリニックで説明を受けられるため、不安な点は遠慮なく質問しましょう。
まとめ｜大阪で信頼できるICLクリニックを選ぼう
大阪でおすすめのICLクリニック6選と、名医の選び方、費用相場について詳しく解説してきました。
品川近視クリニック梅田院は圧倒的な症例数と最安値の費用が魅力です。先進会眼科 大阪梅田は豊富な実績と充実した保証内容が特徴となっています。ICLクリニックKITTE大阪はICL専門クリニックとして高い技術力を誇り、キャンペーン期間中はお得な価格で手術を受けられます。よしだ眼科クリニック、フジモト眼科、西眼科病院も地域に根ざした信頼できるクリニックです。
クリニック選びのポイントは、症例数と実績、費用の良心性、保証内容の充実度、土日祝日の診療対応の4つです。これらを総合的に判断して、あなたに最適なクリニックを選びましょう。ICL手術は決して安い費用ではありませんが、医療費控除や生命保険の手術給付金を活用することで、実質的な負担を減らせる可能性があります。
リスクや注意点を理解した上で、信頼できるクリニックで手術を受ければ、クリアな視界を手に入れることができるでしょう。まずは無料の適応検査を受けて、あなたがICL手術に適しているか確認してみてください。
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