――まず、駒沢自由通り皮膚科を開院された思いから教えてください。
「世田谷区に住むようになって、もう10年ほどが経ちます。自分自身もこの地域で子育てをしてきましたので、駒沢大学周辺は生活の場であり、家族との思い出がたくさん詰まった場所です。その中で、子育て世代からご高齢の方まで本当に多くの方が住んでいるにも関わらず、『皮膚科はどこに行けばいいのか分からない』『ちょうどいい皮膚科がない』という声をたびたび耳にしました。
そうした“困りごと”に応えられる、気軽に相談できるかかりつけ皮膚科をつくりたい――それが開院を決めた一番の理由です。」
先生は、ちょっとした皮膚トラブルから専門的な治療が必要なケースまで、「まずはここに来れば相談できる」と思ってもらえる場所を目指していると話します。
「大きな病院では、ちょっとした手術や検査でも何か月も先の予約になってしまうことが少なくありません。その間、不安な気持ちを抱えたまま過ごさなければならない患者さんも多くいらっしゃいます。
当院では、そうした方々の“今困っていること”にできるだけ早く対応し、必要な検査や治療の選択肢をご提案していきます。また、より高度な医療が必要な場合には、これまでの勤務経験を通じて築いてきた病院とのネットワークを生かし、適切なタイミングで速やかにご紹介できるよう心がけています。」
――クリニックの特徴について教えてください。
駒沢自由通り皮膚科は、一般の皮膚科診療に加え、小児皮膚科、美容皮膚科、日帰り手術まで幅広く対応しているクリニックです。
「アトピー性皮膚炎や湿疹、じんま疹、乾癬、帯状疱疹、ニキビ、水虫など、日常生活の中でよくみられる皮膚トラブルはもちろん、小さなお子さんの湿疹や肌荒れ、いぼなどにも対応しています。
また、美容皮膚科では、しみ・そばかす・肝斑・しわなどのご相談に加え、ボトックス注射やピアスの穴あけなども行っています。『美容に興味はあるけれど、どこまで相談していいのか分からない』という方にも、皮膚科専門医として医学的な視点からメリット・デメリットを丁寧にお伝えし、その方に合った方法を一緒に考えていきます。」
さらに、ほくろやいぼ、できものなどの切除を中心とした日帰り手術にも対応。
「日帰りで対応できる範囲の小手術を院内で行える体制を整えることで、大学病院などに紹介されるほどではないけれど、しっかり診てもらいたいというニーズにも応えていきたいと考えています。」
――これまでのご経歴についてお聞かせください。
「大学卒業後は、都内の大学病院皮膚科に入局し、アレルギー疾患や自己免疫性疾患、感染症、腫瘍性疾患など、皮膚科全般にわたる診療とトレーニングを受けました。その後、国家公務員共済連合会虎の門病院皮膚科に勤務し、より専門性の高い症例を数多く経験しました。」
虎の門病院時代には、難治性の皮膚疾患や全身疾患に伴う皮膚症状など、大学病院や基幹病院ならではの幅広い症例を担当し、確かな診断力と治療の組み立てを学んだといいます。
「その後は、美容皮膚科・形成外科を併設するクリニックでも勤務しました。ここでは、しみやしわ、ニキビ跡、脱毛など、美容面に特化したご相談に加え、レーザー治療や注入治療なども経験しました。
さらに、神奈川県内の皮膚科クリニックでは、地域のかかりつけ医としての役割を意識しながら、子どもからご高齢の方まで幅広い患者さんを診療しました。こうした一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科・日帰り手術のすべてを経験できたことが、現在のクリニックの診療スタイルにつながっています。」
――専門医資格やその他の認定についても教えてください。
「日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医として診療を行っています。皮膚科専門医は、一定期間の専門研修と学会が定める試験をクリアした医師に与えられる資格であり、最新の知見を学び続けることが求められます。
そのほか、アレルギー治療薬の舌下免疫療法薬(シダキュア、ミティキュア)や、アナフィラキシー補助治療薬であるエピペンの処方医としての認定も受けています。ボトックス治療についても、アラガン社およびグラクソスミスクライン社のボトックス認定医として、安全性に配慮した施術を心がけています。
また、緩和ケア研修会も修了しており、治療効果だけでなく『痛みやつらさをどう軽くできるか』という視点を大切にしています。」
学会としては、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会に所属し、日々アップデートされるエビデンスや新しい治療法について学び続けているそうです。
――診療の際に大切にしていることは何ですか?
「『親切・丁寧な診察』をモットーに、まずは患者さんのお話をしっかり聞くことから始めています。皮膚の症状は見た目で分かることが多い一方で、『本当は何が不安なのか』『どんな生活背景があるのか』は、お話を伺わないと分かりません。
ですので、症状が出ている部位だけを見るのではなく、生活スタイルやお仕事、スキンケアの習慣なども含めてお伺いし、その方にとって無理のない治療計画をご提案するよう心がけています。」
また、説明の分かりやすさにもこだわっているといいます。
「皮膚科の薬は、塗り方や使う期間を間違えると、十分な効果が得られないこともあります。ですから、薬の種類や使用量、塗布のタイミングなどを、図や資料も交えながらできるだけ分かりやすくお伝えするようにしています。
『よく分からないけれど、とりあえず出された薬を塗っている』という状態ではなく、『なぜこの薬を使うのか、どのような効果が期待できるのか』を理解していただいたうえで、一緒に治療に取り組んでいきたいと考えています。」
――地域の皆さんにとって、どのような存在でありたいですか?
「皮膚のことで何か困ったことがあれば、まずは駒沢自由通り皮膚科に相談してみよう――そう思っていただける存在になりたいですね。
ちょっとしたかぶれや虫さされ、子どもの肌荒れから、アトピーやニキビの長期的な治療、しみやしわのご相談まで、『これって皮膚科でいいのかな?』と思うようなことも含めて、気軽に足を運んでいただければ嬉しいです。」
さらに先生は、今後も新しい治療を積極的に取り入れ、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症などで長く悩んでいる方にも、より良い選択肢を提案していきたいと話します。
「皮膚科は、見た目の変化やかゆみ・痛みなど、日常生活の質に直結する分野です。だからこそ、症状を少しでも軽くし、その方らしい生活を取り戻すお手伝いができればと思っています。地域の皆さんの“肌のホームドクター”として、長く信頼していただけるクリニックであり続けたいですね。」
――最後に、受診を検討されている方へメッセージをお願いします。
「皮膚のトラブルは、我慢していても自然に良くなるとは限りませんし、悩んでいる時間が長くなるほど、ストレスも大きくなってしまいます。
『このくらいで受診していいのかな』と思うような小さなことでも構いませんので、気になる症状があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。
お子さまからご高齢の方まで、世田谷・駒沢エリアのみなさまの“肌の健康”を、これからも丁寧にサポートしてまいります。」

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