つくば駅から徒歩圏内にあり、胃や大腸、肛門の専門診療と内視鏡検査に特化している「辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック」。
今回は、このクリニックの舵取りをされている森田洋平院長に、クリニックづくりへの思いやご自身の歩みについてお話をうかがった、という体裁でご紹介します。
――まず、クリニックの特徴を教えてください。
森田院長:
当院は、胃・大腸・肛門疾患を専門とする辻仲病院グループの一員として、つくば市および茨城県南エリアの皆さんの「胃腸・肛門のかかりつけ医」を目指しているクリニックです。
「お腹や肛門のことで悩んでいるけれど、どこに相談したらいいか分からない」「内視鏡検査がつらそうで怖い」といった不安をお持ちの方に、安心して来ていただける場所でありたいと考えています。
診療の中心となるのは、胃カメラ・大腸カメラなどの内視鏡検査と、痔をはじめとした肛門疾患の診療・日帰り手術です。内視鏡検査では、できる限り痛みやつらさを減らすために、鎮静剤を使った検査や、腸を膨らませる際の送気に負担の少ない炭酸ガスを用いるなど、細かなところまで工夫をしています。
また、下剤の種類や飲み方も患者さんごとに調整し、「できるだけ楽に検査当日を過ごしていただくこと」を大切にしています。
さらに、グループ病院との連携により、クリニックでの検査や外来診療だけでなく、入院が必要な手術・高度な治療まで一貫してサポートできる体制が整っている点も大きな特徴です。まずは当院で相談していただき、その後の検査・治療の流れまで安心してお任せいただけるようにしています。
――院長先生ご自身のご経歴について教えてください。
森田院長:
私は2007年に杏林大学を卒業後、東京北社会保険病院で初期臨床研修を行い、その後つくばメディカルセンター病院で外科研修、埼玉医科大学国際医療センターで消化器外科フェローとして経験を積みました。
その過程で、消化器内視鏡や肛門外科を専門とするようになり、辻仲病院柏の葉で多くの内視鏡検査や手術に携わってきました。
臨床と並行して、公衆衛生の分野にも関心を持ち、聖路加国際大学公衆衛生大学院で「内視鏡検査の情報を、どうすれば患者さんに分かりやすく、効率的に伝えられるか」というテーマで研究を行い、Master of Public Health(MPH)の学位を取得しました。
医療技術だけでなく、「どう伝えるか」「どうすれば受診しやすくなるか」にまで踏み込んで学んできた経験は、今のクリニック運営や患者さんへの説明に大きく生かされていると感じています。
現在は、日本消化器内視鏡学会専門医として内視鏡診療を行いながら、消化器・肛門疾患の診療全体を通して、地域の皆さんの健康を守ることを使命と考えて診療にあたっています。
――内視鏡検査に対するこだわりについて、もう少し詳しく教えてください。
森田院長:
内視鏡検査に対して「苦しい」「つらい」というイメージをお持ちの方は、今でも非常に多いと感じています。私自身、辻仲病院に来る前は「内視鏡は我慢しながら受けるもの」という印象がありました。
しかし、辻仲病院グループでの検査を自分で経験したとき、「ここまで苦痛を少なくできるのか」と驚きました。その経験が、現在のクリニックでも「検査のつらさをできるだけ減らしたい」というこだわりにつながっています。
当院では、ほとんどの方に鎮静剤を使用し、うとうとした状態で検査を受けていただきます。検査中の記憶がほとんど残らない方も多く、「思っていたより全然楽だった」というお声をいただくことも少なくありません。
また、検査前に飲んでいただく下剤も、体質やライフスタイルに合わせて選べるようにしています。広めの半個室スペースで下剤を飲みながら過ごしていただくなど、プライバシーや快適さにも配慮しています。
さらに、内視鏡AIを含む専門機器を導入し、小さな病変も見逃さないように努めています。検査中にポリープが見つかった場合は、その場で切除まで行える体制を整えており、患者さんの通院回数や負担をできるだけ少なくすることを意識しています。
――クリニック全体として、大切にされている診療スタイルはどのようなものでしょうか。
森田院長:
一番大切にしているのは、「気になることがあったときに、まず相談できる場所」であることです。
お腹の不調や血便、肛門の痛みや違和感といった症状は、人に話しづらく、一人で悩みを抱え込んでしまいがちです。その結果、受診が遅れ、病気が進行してしまうケースも少なくありません。
だからこそ、私たちは「こんなことで受診してもいいのかな?」という段階から気軽に来ていただける雰囲気づくりを意識しています。症状の程度に関わらず、まずはしっかりお話をうかがい、必要な検査・治療を丁寧にご提案する。
患者さんの不安を一つひとつ言葉でほどいていくことが、専門医としての技術と同じくらい大切だと考えています。
また、当院には、消化器内視鏡や大腸肛門病、消化器外科の専門医が複数在籍し、チームで診療を行っています。
症状や検査結果に応じて、それぞれの専門性を生かした診療ができることも、グループクリニックならではの強みです。必要に応じてグループ病院と連携し、より高度な治療をスムーズにご案内できる点も、患者さんにとって大きな安心材料になるのではないでしょうか。
――地域の患者さんへのメッセージをお願いします。
森田院長:
つくばや茨城県南エリアには、お仕事や家事、育児で忙しく、つい自分の健康を後回しにしてしまう方が多い印象があります。「いつか行かなきゃ」と思いながらも、内視鏡検査や肛門の診察に対して不安や恥ずかしさがあり、受診を先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか。
私たちは、そうしたお気持ちに寄り添いながら、「受けてよかった」と思っていただける検査・治療を提供したいと考えています。
検査の痛みやつらさをできる限り減らし、予約方法や診療体制も含めて、「忙しい中でも受診しやすいクリニック」であることを目指しています。
お腹や肛門の症状は、生活の質に大きく影響します。気になる症状がある方、検査を受けるべきか悩んでいる方は、一人で抱え込まず、まずは一度ご相談ください。
これまでの経験と専門性、そして公衆衛生の視点から培ってきた「伝える力」を生かしながら、皆さんが安心して検査・治療に進めるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
――ありがとうございました。
つくば駅からアクセスしやすい立地にありながら、専門病院グループの高い技術と、患者さんの気持ちに寄り添う丁寧な診療を両立している辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック。
「つらくない内視鏡検査を受けたい」「お腹や肛門の症状を、専門の先生に相談したい」という方にとって、心強い存在となるクリニックといえるでしょう

コメント